【青春マンガ】ピンク色の春なんて。ブルーなマンガ達(ちょっとマイナー)
みなさん、こんにちは。
みんな大福(@minnadaihuku)です。
今日のテーマは
青
です。
「青春」という字はなぜ青がつくのでしょうか?
ネットで語源を調べたら、古代中国の自然哲学『五行思想』からの引用と書かれていました。
『四神』の『青竜(せいりゅう)』の青から引用し、季節の移り変わりに合わせたようです。
でも、『五行思想』だけでなく他の意味でも青(ブルー)は特別な意味合いを持っていますよね。
例えば空や海の壮大な自然のイメージ。
他には、色彩効果ではよくポジティブな効果として「冷静、希望、落ち着く色」等と言われていますね。
反対にネガティブな効果としては「メランコリック(憂鬱)、悲しみの色」等と言われています。
不思議なことに青(ブルー)の「冷静、希望、落ち着く、メランコリック(憂鬱)、悲しみ」といったイメージは世界共通でした。
色は国境を越えるんですね!!
「Blue Bird」 とか「Blue Monday」という言葉もありますよね。
私自身も「冷静、落ち着く、希望、メランコリック(憂鬱)、悲しみ」といったイメージを持ちます。
そこで今回は、そんな
青(ブルー)
なマンガ達をご紹介します。
では、どうぞ。
1、blue (Mag comics) 魚喃 キリコ マガジンハウス
タイトルからして「blue」です。本の装丁もブルーですね。
まず初めに気になることは、この作者の名前は何と読むのだろう?ということです。「なななん キリコ」です。変な名前です。一度目にしたら忘れませんw
本題の内容なのですが、女子校での女子高生のストーリーです。
今でいう百合とかレズという言葉もあると思うのですが、それだけでは収まらない魅力があります。
「好きだ!」とか、「恋してるんだ〜」という言葉で表現できるようになる前の微妙な揺れ動き、好きなのか憧れなのか、そばにいたいだけなのか何が何だか自分でもよくわかっていないようなピュアさが描かれています。
私は性別が違いますが、切なさを感じます。
ブルーです。
こういうマンガは男性には描けないと思いますね。
ちなみにこちらの本は英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語の翻訳があります。
すごいですね〜。blueは国境を超えます!!
次はこちら、
2、青い春 松本大洋 小学館
はい。私が大好き松本大洋作品です。
こちらはオムニバス作品で色々な作品があります。どれもブルーな作品ですが、ひとつ取り上げると、「しあわせならてをたたこう」という作品があります。
『学校の屋上のフェンスから手を離して何回手をたたけるか?』というゲームをするのですが、危険に身を晒さずにはいられない鬱屈とした閉塞感がたまらないですね。
虚無感が漂ってきます。
ブルーです。
最後はこれ
3,BLUE GIANT SUPREAM
はい。こちらの作品はJazzマンガです。
JAZZではブルースという言葉もあるように、孤独や悲しみを奏でます。
漫画で音が表現できるのかと疑問に持つ方もいると思うのですが、漫画なりの表現で描けているのです。
音が漫画からガッツーンと鳴ってきます。
こちらの作品は熱い漫画ですね。主人公はガッツがあるタイプで、ひたすら練習しまくる愚直なタイプです。単純に大きな音を出すということが得意です。w
でも生で音楽の演奏を聴くと、音が大きいというただそれだけで圧倒されますよねw
ブルーです。
ということで、
今回は青い(ブルー)なマンガ達3作品をあげました。
どの作品も違うブルーを描いています。
もし、みなさんがブルーになったら、
これらの作品がみなさんに寄り添ってくれることを願います。
ご参考になれば幸いです。
青(ブルー)って不思議な色ですね。
以上「【青春マンガ】ピンク色の春なんて。ブルーなマンガ達(ちょっとマイナー)」の記事でした。
今日のみんな大福