落合陽一:魔法の世紀 六本木で開催しているMAT(MEDIA AMBITION TOKYO 2017)へ行きました。
こんにちはみんな大福(@minnadaihuku)です。
先日、テクノロジーアートの祭典「メディア アンビション トーキョー2017(MEDIA
AMBITION TOKYO [MAT] 2017)」へ行きました。六本木ヒルズで開催しています。
会期は、2017年2月11日(土)から3月12日(日)までです。
テクノロジーを利用して、未来の世界を見せてくれます。
私は落合陽一さんの作品が見たくて行きました。
こちらの作品は落合陽一さんのColloidal Displayです。
シャボン玉の膜に超音波振動を与えて透明な薄膜を振動させて得られる拡散状態と映写機の光によって蝶が表現されています。
私は落合陽一さんの提唱する、デジタルネイチャーに興味があります。
落合陽一さんの魔法の世紀という本にこういう言葉があります。
20世紀が「映像の世紀」なら、21世紀は「魔法の世紀」です。
充分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない。
こういう動画見ていると本当に魔法のようで、その未来はもう近いと思います。
Tilt Brush: Painting from a new perspective
多分これからますます、
人間と機械が曖昧になる。
自然と機械が曖昧になる。
何が現実で何が虚構なのかも曖昧になる。
ただの紙である紙幣が、価値を持ったり持たなくなったりするように。
魔法の世紀で以下のセリフがある。
ともかく「魔法の世紀」の最終到達点は、コンピュータ科学という名の統一言語で、知能・物質・空間・時間を含む、この世界のありとあらゆる存在と現象が記述され、互いに感応し合うことです。僕の活動の目的は、コンピュータの記述範囲を広げることで場と場、モノとモノが相互作用する可能性を切り開いていくことにあります。 ドイツの詩人フリードリヒ・フォン・シラーは、「自然は、その物質的な初源から無限の展開へと序曲を奏でている。物質としての束縛を少しずつ断ち切り、やがて自らの姿を自由に変えていく」という詩を書き残しています。これはコンピュータが創り出す21世紀のデジタルネイチャーそのものを、指し示しているかのようです。
SFで過去に描かれた世界は今後三十年くらいで色々実現すると思うし、これからの十年はドラスティックに変化をしていくはずです。
こちらの作品は落合陽一さんのLevitropです。
球体が回転しながら、磁気浮遊しています。
これらを見た後の会場ではLIVEが行われました。
ちなみに下の写真はLIVE写真のものです。
最初のLIVEは、会場の観客全員にラジオが配られ、3種類の番号がありそれぞれ違う音を奏でています。その番号を選ぶことで、自分で聴きたい曲を選べるというものでした。
映像自体も画面はいくつかに分けられています。映像もそれぞれの画面が違っています。
同じ会場に集まっていてもそれぞれ見ている映像と音がバラバラなのです。
非意味的であり接続したかと思うとまた切断する。耳と音の間で何かができそうで、できない。齟齬がある。ポストモダン的な音楽です。実験的。
Musicians:ギル久野、ケンイシイ、山川冬樹
Vjs:kezzardrix,Savka,高橋麦
以下の写真は和田永さんが音楽を実践しているところです。
これで音が出る理由はこのサイト見てください。w
この後もまだLIVEがあったのですが、予定があったので途中で帰りました。
最後に、こちらは六本木ヒルズから見た東京タワーです。